スマートスピーカーのAmazon Echoを我が家では3台使用しています(Ecoh dot、Echo Spot、Echo Show 8)。
最初は興味本位で使い始めたスマートスピーカーでしたが、いつの間にか我が家では既に必需品となっていて、日々便利に活用しています。
最初に購入した時点では「スマートスピーカーって何?」「一体何に使うものなの?」「どうせすぐに使わなくなるでしょ」という感じで、スマートスピーカー自体が何なのかよく分からないまま興味本位で買ってしまったものですが、実際に使ってみると色々と便利で、暮らしの中に定着してしまったという感じです。
スマートスピーカー自体はとても便利なものではあるのですが、けして万能ではないので、何でも出来ると思って購入すると「何だよコレ。全然使えないゴミじゃないか!」ということにもなりかねないのがスマートスピーカーです。
そんなわけで、スマートスピーカーの購入を考えている人が「スマートスピーカーが一体何に使えるのか?」「スマートスピーカーがどのように暮らしの中に定着するのか?」についての参考になればと思い、我が家でのスマートスピーカーの主な使い方・使用目的についてまとめてみました。
我が家のAmazon Echo の使い方・使用目的
用途1. 音楽ストリーミング(ジュークボックス)
スマートスピーカーのAmazon Echoはいろいろなことができます。しかしいろいろと出来ると言っても、所詮はスピーカーです。なのでメインの使用方法はやはり音楽を聴くことかと思います。
いろいろな音楽や特定のアーティストの音楽を聴きたいのであれば、7000万曲が聞けるというAmazon Music Unlimitedの契約をするのがベストだと思いますが、アーティストにこだわらず単純に特定の音楽ジャンルを聞くことが出来れば良いというのであれば、Amazonプライムの特典の一つであるAmazonミュージックだけでも十分だと思います。
参考 → Amazon Music Unlimited|Amazon
参考 → 【Amazonプライム】人に勧めてしまうほどAmazonプライム・ビデオが素晴らしい件
Amazonミュージックにはいろいろなプレイリストがある
例えば我が家では「ジャズを流して」とか「クラシックを流して」などとアレクサにお願いして音楽を流しっぱなしにしています。
アレクサにお願いすると「夜のジャズプレイリストを再生します」「リラックスジャズを聞きたいですか?」などと、適当なプレイリストをピックアップして再生してくれます。ランダムでいろいろな曲が掛かるので、カフェやバー、レストランに居るような感覚でBGMを楽しむことができます。
ちなみに我が家でよく聴くのは
● ジャズ(ピアノジャズ)
● サックスミュージック
● ブルース
● クラシック
● ボサノバ・カントリー
● 環境音(海の音や虫の声など)
などなどになりますが、レゲエやハードロック、パンクロック、クリスマスソングなど、ありとあらゆる音楽ジャンルのプレイリストがありますから、その時の気分やシチュエーションに応じた曲を再生することができます。
ランダムに流れる曲はいつも新鮮
我が家でのAmazon Echo の使い方・使用目的の8割くらいは、このようなBGM音楽の再生のためと言っても過言ではありません。
実際問題で、Amazon Echoを購入するまでは音楽を全く聴かない生活をしていたんですが、Amazon Echoを購入してからは逆に音楽が掛からない日が無いくらいになりました。
ランダムに知らない曲が流れると、自分でCDを買ってきた場合と比べると、いつも新鮮な気分で音楽を聴けて不思議と飽きないんですよね。まさにカフェやレストラン、バーなどに訪れた時のような特別な気分が味わえるので、とても重宝しています。
用途2. ニュース読み上げ
個人的に最も活用しているのがニュースの読み上げです。
アレクサのスキルは沢山ありますが、控えめに言って一度使えば十分な役に立たないスキルばかりです(笑)。
そのゴミの山の中で個人的に最も実用的だと思えるのがニュース読み上げ系のスキルです。もちろんニュース読み上げ系の中でもゴミのようなスキルが多いわけですが、その中から厳選したスキルを登録して「アレクサ、ニュース」と言えば読み上げがスタートされるように設定しています。
わざわざニュースを読み上げてもらわなくても「ニュースはネットで調べれば良い」と思うかもしれませんが、いろいろなニュースを調べるためにニュースサイトを閲覧して記事を読むのも意外と時間が掛かってしまうのですよね。しかも毎日のことですし、自分で調べるとどうしてもニュースが偏ってしまうという問題もあります。
その問題を解決する方法として、出来れば勝手にニュースを読み上げてくれて、何か別の作業や家事をやりながら、ニュースを聞ければ「時間を有効に活用できるのになぁ」と昔から考えていたのです。いわば一日中ニュースを流してくれるニュース専門チャンネルのようなものですね。不思議とそういうチャンネルや番組が日本にはないのです。
そしてその問題を解決してくれたのがAmazon Echoのニュース読み上げ系スキルでした。
以前は、ネットのニュースを読み上げてくれるデスクトップアプリなどを試したりもしたのですが、機械音声が酷くて逆に耳と頭が疲れてしまうなどで不快で全く使えなかったんですが、Amazon Echoのアレクサの機械音声は、人が読み上げているのと遜色ないくらいの聞き取りやすさになっていて、一日のニュースを聞き流せて非常に助かっています。
いや、ほんと、最近の機械音声はすごいんです。ずっとアナウンサーが読んでいるものと思っていたニュースが、機械音声独特の漢字の読み間違いで「あれ!?これ機械音声だったんだ!?」と気がつくくらいですから、全く聴くのにストレスを感じさせません。
ニュース系のスキルは当たりハズレが多い
アレクサには多くのニュース系のスキルがありますが、当たり外れが非常に多いです。
ニュースの見出しだけを読み上げてしまう中身のないスキルや、逆に無駄に長過ぎて要領を得ない上に、情報が更新されず毎日同じ内容を流すスパムのようなスキルも多いです。
そして困ったことに大手メディアのスキルでもそのようなスキルが多いというのが問題でもあります。
優良なスキルを選ぶには実際に聞いてから取捨選択していくしかないですが、上手く優良なスキルを選択することができれば、Amazon Echoでニュースを聴くのが毎日の楽しみにもなるくらいのニュース専門チャンネル的なスキルとして活用することができます。
「選ぶのが面倒だ」という人のために下記の記事で優良なニュース系スキルをまとめているので参考にしてください。
参考 → 【Amazon アレクサ】フラッシュニュース読み上げおすすめスキル一覧
用途3. スマートホーム
Amazon Echoを使用していて「我が家の必需品だ!」と決定付けたのはスマートホーム機能です。
スマートホームとは、リモコンなどを使用せずに、音声で家電を操作できるようにした家のことです。例えば「アレクサ、照明を点けて」と言えば、照明を点灯してくれるような機能で、スマートホーム化出来る家電をスマート家電などと呼んだりします。
スマート家電化できるのは一部の家電に限られますが、可能ならば「全ての家電をスマート家電化してしまいたい」と思うほどスマートホームは便利で、一度使い始めると便利すぎてスマート家電無しではストレスを感じてしまうようになります。
スマートホームで操作できること
● 照明のオンオフ
● テレビの操作(オンオフ、チャンネル、音量)
● エアコンの操作(オンオフ、温度、モード)
我が家では空調のためにサーキュレーターを使用していて、スマートプラグを使用してサーキュレーターもスマート家電化しています。
サーキュレーターは空気を循環させるための家電なので、置き場所が非常に重要なので、一度置いた場所から動かしたくないというのが実際のところです。しかしそのベストポジションが手の届きづらい場所だったりすると、電源のオンオフが毎回ストレスに感じてしまうのです。
我が家ではまさにそのような状態で毎回ストレスに感じてしまっていたので、サーキュレーターをスマート感電化して「「アレクサ、扇風機を点けて!」「「アレクサ、扇風機を消して!」などと声で操作できるようにして、ストレスから解消されました。
余談ですが、サーキュレーターを使用すると、空気の温度ムラがなくなり、非常に快適に過ごせるようになるので、おすすめです。サーキュレーターについては下記の記事でまとめているので興味の有る方は参考にしてください。
参考 → 【空調】サーキュレーターとは?扇風機との違いや使い方解説
スマートホームなんて要らないと思ってた僕ですが・・・
そもそもスマートホームなんて馬鹿にしてたんです。「家電を声で操作するくらいならリモコンを使った方が早い」と思ってましたから。
でも、せっかくAmazon Echoがあるんだし、ちょっとだけ未来的なところにひかれて、興味半分で導入してみたスマートホームでしたが、いざ使ってみると、いやぁもう、便利過ぎて、よその人にまで「え?スマートホームにしてないの?なんで?便利だよ?」などとお勧めしてしまうほどです。
スマートホームの良さを知るには実際に使ってみるというのが一番なのですが、例えば、照明のヒモに長いロープをくっつけて寝ながら操作できたりするようにしたことが、どんな家庭でもあるかと思いますが、そんなことをしなくても「アレクサ、照明を消して」と言えばアレクサが消してくれるのです。もう証明にぶら下がった長いロープは必要ありません。
また、冬の寒い日の朝になかなか布団から出られない時や、夏の夜中に暑さで目が覚めてしまった時にエアコンを操作したいと思っても、布団から離れた場所にあったりして、面倒に感じたりすることがあるかと思いますが、そんな場合にも「アレクサ、エアコンを点けて」と寝ながらでも指示することができるのです。
もっと言えば、エアコンやテレビ、照明を点けたい、あるいは消したいと思った時にリモコンが見つからないことって多いですよね。でも声で操作できればリモコンが基本的には不要になるのでリモコンを探すというストレスから解放されます。
これらのストレスはいずれもちょっとのストレスではあるのですが、この「日常のなかのちょっとのストレス」を解決するだけでも、かなり生活の質が変わります。
頻度は低いけどよく使う機能
我が家でのAmazon Echoのメインの使い方は
● 音楽ストリーミング
● ニュース読み上げ
● スマートホーム
の3つですが、他にも頻度は高くないものの、スマートスピーカーには便利な機能がいくつかあります。
フォトフレーム
Echo Show 8などのモニターを備えたスマートスピーカーであれば、Amazonフォトにアップロードした写真を表示できるので、フォトフレームとして使ってます。
特に無くても困ることのない機能ではありますが、懐かしい写真なんかも出てきたりするので、ちょっとした癒やしになっています。
タイマー
目覚ましや料理のタイマーとして使えるので便利です。
キッチンタイマーでも同じなんですが、タイマーセットする手間が全然違います。
キッチンタイマーだとセットするのが面倒だったりして(ラーメンなどちょっとしたタイマーはセットするのが面倒ですよね)、結局使わなくなるパターンが多いんですけど、Amazon Echoの場合は「アレクサ、3分のタイマーをセットして」と言うだけなので、普通のキッチンタイマーを使うよりも使用頻度が高いです。
ちょっとした疑問解決
一般常識的な疑問は「アレクサ、日本の人口は?」などと聞けば、アレクサが答えてくれます。
ちょっと変わった質問や、機転が必要な質問、マニアックな質問などはな苦手ですが、下記のような内容の質問だとちゃんとした答えを返してくれることが多いです。
アレクサの得意な質問
● 一般常識(歴史、人物、地理、算数など)
● 時事(新型コロナウイルスの感染者数など)
Amazon Echo
我が家では今まで、Amazon Echo dot、Echo Show Spot、Echo SHOW8の三台を使用してきました。
音楽やニュースを聴くのであれば、一番小さなEcho dotなどでも良いと思いますが、音質は大きさに比例するところがありますし、モニターがあった方が視覚的にも情報が拾えるので、どうせ購入するのであればEcho Show 8かEcho Show 10あたりが良いのではと思います。
個人的にはEcho Show 8が大きさ、価格のバランスが非常に良いと思うので、今後Amazon Echoの買い替えをするのであればEcho Show 8の一択になるかなと思います。
ちなみにEcho Show 8については、下記の記事でレビューをしているので、参考にしていただければと思います。
● Ecoh Show 5 9,980円
● Echo Show 8 14,980円
● Echo Show 10 29,980円
関連記事
Amazonの製品やサービスに関する記事は下記にまとめていますので興味のある方は参考にしてみてください。