AppleがiPod nanoの1st generationを交換してくれるという情報を得ました。交換してくれる理由はAppleが行なっている、交換プログラムが適用されたからなのですが、その理由は以下の通り。
Apple では、ごく稀に iPod nano (1st generation) のバッテリーが過熱して安全上の問題を引き起こす可能性があることを確認しております。対象となる iPod nano は 2005 年 9 月から 2006 年 12 月の間に販売されたものです。
この問題は、製造上の欠陥があるバッテリーを生産した特定のバッテリーメーカーに原因があることがわかっています。実際に過熱事故が発生する可能性はきわめて低いとはいえ、バッテリーの経年に伴ってその可能性は高くなります。
iPod nano(1st generation)をお持ちのお客様は使用を中止し、下記の要領で無料交換手続きをされることをおすすめいたします。
Appleの交換プログラム対象のiPod
1st generationのiPod
Appleから「初代iPod nanoの交換プログラム」が発表されました。1stジェネレーションのiPodに対しては以前から交換プログラムが発表されていましたが、その時点では一部の製品だけだったわけですが、今回の発表で初代iPod全てに対して交換プログラムが適用されるようにりました。
ということで、引き出しの中で眠っていたiPod nanoを取り出して、早速このプログラムを利用してみました。
初代iPod nano交換プログラム適用までの流れ
Appleの交換プログラムを適用してもらうためには手続きが必要です。手続きはWebから行ないます。
iPod nanoの裏面に刻印されたシリアル番号を入力して、プログラム対象かどうかが判断されます。後は手順に添って、必要事項を入力していくと、宅配の手配までしてくれて手続きが完了します。
後日、宅配の人がピックアップに訪れてくれるので、対象となるiPod nanoを渡して、約6週間待つだけです。
修理の進行具合はAppleのページで確認できるようです。
● 2011年12月8日に依頼。
● 2012年1月11日に出荷。
ステータスの変化は上記のような感じで、きっかり6週間後に出荷されました。
iPod nanoが交換されて戻って来ました
Appleケアサービスアンドサポートラインから荷物が届きました。
箱にはシリアル番号とかいろいろ書いてありました。
箱を開けてみるとAppleCare修理サービスの紙。
上蓋になっている黒いスポンジを外すと、iPod nano 第六世代の8GBがありました。
初代iPodから第六世代iPodへ交換
『修理に出しても初代のまま戻される』というような情報をどこかで見た記憶があったので、ちょっとビックリしました。
何故だろうと思い、AppleCare修理サービスの紙を見てみると『在庫が無ければ違う型の物に交換することもあるよ』というようなことが書いてあります。ということは、在庫が無かったのでしょう。
いや、初代iPod nanoの全てが交換プログラムの対象なので、また初代iPod nanoが戻されて来ると永遠ループになってしまうから、というのが正しいところかもしれません。
初代iPod nanoが予想外で手元から無くなってしまったのは、ちょっと寂しくはありますが、現状でほとんど使っていなかったiPod nanoですし、「どうせなら新しいものに変えてくれれば良いのに」と思っていたくらいなので、最新型のiPod nanoに交換されたのは正直嬉しい対応でした。
さっそく届いたiPod nanoをいじってみると、今のiPod nanoは思っていたよりもいろいろな機能が付いていて驚きました。
もちろんiPoud touchのようにアプリをインストールしたりwifiに繋げたりはできないので機能は比較にならない別物ですが、音楽を聴くだけであれば必要十分と言った感じです。
個人的にはiPod nanoと言えば、カメラ付きで動画も見られた第五世代が最高傑作だと思っていて現行のiPod nanoにはほとんど魅力を感じてはいませんでしたが、初代よりも使い勝手は良さそうですし、無料で交換してくれたのですから、文句を言ってはいけないのかもしれません。
何よりも、ジョギングで使いたいと思っていただけに、記憶容量が増えて、軽くなって、本体にクリップが付いているのは、走る程度の振動では落ちないでしょうから嬉しいですね。第六世代のiPod nanoの機能の一つである、時計や万歩計あたりは使えそうだと思います。
交換プログラムに関しては新製品発表のような大々的なアナウンスはしないので、気が付かないまま対応期間を過ぎてしまうこともあるかもしれません。時々はAppleのホームペーの交換プログラムのアナウンスをチェックして、自分が使用している製品が対象になっていないかを確認した方が良いのかもしれませんね。
以上、Appleの交換プログラムを適用してもらったお話でした。
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